グループウェアNavi > 営業の時間効率化を改善するには
営業担当の方にインタビューすると、営業上の問題の多くが「時間が足りない」ことに起因しているのがよく分かります。
時間があれば、もっと多くの顧客とアポがとれ、もっと多くの情報を得ることができ、成立するはずの案件がいくつもある、といった問題です。
時間は有限です。
「時間が足りない」という問題を解決するには、与えられた時間を効率的に使うことしかありません。
今回は、時間効率化についてお話をしたいと思います。
では、そもそもなぜ時間の効率化は図られないのでしょうか?
元来、営業担当は外回りや顧客との対話などに多くの時間を取られてしまいます。
その上、優秀な営業担当は顧客情報や仕事を単独でこなしている場合が多く、スケジューリングや補助資料作成、申請書などの社内文書作成、他部門との連携など他の人間に任せることができる業務も自分でこなすことが優秀と考えがちでした。
つまり業務をひとりで抱え込むことが優秀であると考えているわけです。
これでは時間効率化は図れませんし、ひとつひとつの業務や情報はただ属人的になってブラックホール化するばかりです。
この考え方に一石を投じるのが、業務の可視化による業務効率化であり、同時に時間の効率化を可能にするものなのです。
業務の可視化を行うというのは次のようなことを言います。
営業担当の予定を部内で公開する。
業務の進捗状況と達成状況、納期などの大事な日付を複数人数で把握する。
必要な申請書類を共有する。
一般的な顧客情報やその時、誰と話を進めているかという極秘情報も複数人数で把握する。
時間の効率化はこういった可視化を行うと同時に営業担当の意識も改革しないといけません。
ひとつには評価基準を結果だけでなく、可視化されたプロセスから求めるというものです。
受注数ではなく、どれだけの顧客を回ることができたかを評価するということです。
これらが同時に行われると仕事の抱え込みも減り、営業の時間ずっと効率的に使うことができていきます。
業務可視化や時間の効率化は、もちろん紙の上やホワイトボード上でも実行可能ですが、最近では業務可視化、時間効率化に特化した便利なITソリューション、ソフトウェアも多くの企業で導入され、実績を上げています。
PC上、スマホ、タブレットなどで共有できるグループウェアなどを導入し、機動性を高めるとともに効率化を実現してはいかがでしょうか。
グループウェアにはオンプレミス型やクラウド型などさまざま存在しますから、ぜひいろいろ吟味して自社に合ったソフトウェアをお選びください。