グループウェアNavi > 日本国内でのグループウェアのシェア

市場シェアからは真の正解は見えてこない

歴史の浅いグループウェア市場はパッケージ型からSaaS型への移行が行われたばかりです。ゆえに、市場シェアはパッケージ型を世に送り出したベンダが作る寡占状態を未だ著しく引きずったままでいます。
ここでは、日々新しくなる機能やサービスの形態を押さえながら、今一度、市場シェアを違った角度から見直してみることが重要であると考えます。

検討や判断のスピードアップ

以前であれば、ここ数年の実績をじっくり見たり、市場シェアの実績を検討したりすれば自ずと正解に近づくことができたのですが、昨今のIT世界ではそれがそのまま通用しません。技術の進歩はベンダ側にも製品やサービスを導入する企業側にも検討や判断のスピードアップを迫ります。じっくりという時間的な余裕はなくなったというのが事実です。

以前であれば、ここ数年の実績をじっくり見たり、市場シェアの実績を検討したりすれば自ずと正解に近づくことができたのですが、昨今のIT世界ではそれがそのまま通用しません。技術の進歩はベンダ側にも製品やサービスを導入する企業側にも検討や判断のスピードアップを迫ります。じっくりという時間的な余裕はなくなったというのが事実です。

市場シェアを知ることは損ではない

しかしそうだからといって、市場シェアを知ることが損になるということもないのです。むしろそこから見えてくる現在の問題点や未来の姿を予測することに役立ててしまうことが得策でしょう。
シェアの数字は2015年度版のパッケージ市場とSaaS市場のものをご紹介します。パッケージ市場は日本IBMと日本マイクロソフトが市場の50%強を獲得し、それに続くサイボウズと3社で75%近くとほぼ市場を寡占状態にしています。SaaS市場においてもグーグル、日本IBM、日本マイクロソフトが3社で80%と、これも寡占状態。外資系が幅を利かせているという格好ですが、これはあくまでも以前からのつきあいを大事にする日本企業独特の風土が産んだ数字と私は分析しています。

SaaS型の台頭によりシェアの数字も変化

グループウェア市場は、SaaS型のサービスが現れたばかりで、転換期にあると言えます。日本企業風土に合った様々な機能が急ぎ開発、改良され、市場シェアのかたちも変化していくと私は分析します。

市場シェアよりも、変化に対応する継続可能なサービスを重視

信頼と実績のみを重視するのであれば、市場シェアの数字はとても大事だと思います。しかし一歩立ち位置を変え、荒々しく変化するビジネスシーンをしなやかで継続的な組織作りを持って乗り切ろうとするなら、シェアの数字だけでなく、市場の動向に合わせて新しく生まれ、細かく機能をカスタマイズできるグループウェアを選ぶ方がより費用対効果の高い成果を結果もたらすものと考えます。

グループウェアのランキングを見る

グループウェアNaviお役立ち記事カテゴリー

  • グループウェア
  • ワークフロー
  • sfa
  • 営業活性
運営者紹介

私が仕事を進めていく上での信条は「知の共有」です。経営コンサルタントとして、クライアントの皆様に私の持つ知識を共有していくことが仕事の上での最も大切なことと考えています。

運営者紹介

私が仕事を進めていく上での信条は「知の共有」です。経営コンサルタントとして、クライアントの皆様に私の持つ知識を共有していくことが仕事の上での最も大切なことと考えています。

  • グループウェア比較ランキング
  • ワークフロー比較ランキング
  • sfa比較ランキング
コラム一覧
コラム一覧

© グループウェアの徹底比較【必見】|グループウェアNavi.com All Rights Reserved.